浮気探偵の使いどころ

浮気調査の証拠で何ができる?有利に浮気の証拠を活用する方法

浮気調査の証拠の使い方

もくじ

浮気されても夫婦のよりを戻すには情報の活用が重要!?

浮気の真相を知る

パートナーが浮気しているらしいと勘付いたなら、憶測や推測だけでなく真実を知っておく必要があります。

携帯やスマホをチェックする方法もありますが、ここは確実な情報を手にする為に浮気探偵などを使ってみてはどうでしょうか。

浮気相手の素性やパートナーとの関係、どの程度の浮気なのか、関係はどのくらい続いているかといった詳細な情報が分かると対策も立てやすくなります。

浮気に対する考え方

誰でもパートナーに浮気されれば怒りや悲しみの感情が湧いてきます。

しかし、夫婦のよりを戻して平穏な生活を取り戻したいと望んでいるなら、「許す」「忘れる」という努力をする事も重要です。

浮気探偵から得た情報をもとに、浮気をしたパートナーを許せるか、浮気の事実を忘れられるかを自分自身の心に問うてみてください。

真面目な話合いをする

浮気の情報を掴んで自分の心が決まったら、冷静な第三者を交えてパートナーとの真面目な話合いを行ないます。

あくまで感情的にはならずに「浮気の事実を知っている」と告げ、探偵から得た情報の一部をパートナーに示します。

パートナーが浮気を反省して相手と別れ、二度と浮気をしないという確約を取ってください。

これがなければ、夫婦としてよりを戻すのは難しいでしょう。

夫婦関係の修復を図る

パートナーが浮気を反省して「やり直し」を決意してくれたら、こちら側でもできるだけの努力をします。

日常生活の中でパートナーが気持ちよく生活できるよう、食事や家の掃除、笑顔での声掛け、夜の営みなどを積極的に行なうようにします。

その努力する姿勢はパートナーにも伝わり、「二人で頑張っていこう」という気持ちになってくれるはずです。

共に人生を過ごす為に

昔から「おまえ百まで、わしゃ九十九まで」のコトワザにもあるように、夫婦はともに白髪になるまで連れ添いたいと考えるものです。

縁あって結ばれた男女が人生の最後まで一緒に過ごすのは理想ですが、現実には様々な要因によって別れるというケースも少なくありません。

その原因の一つが「夫(妻)の浮気」です。

かつては男の浮気は甲斐性といって、女性は嫉妬してはいけないとされていました。

しかし、現代では男性だけでなく女性の浮気も当たり前な時代となり、男性女性問わず「パートナーの浮気は許せない」と感じる人が過半数を越えています。

浮気を許せないというのは人間として当然の感情ですが、その度に別れましょうと言っていては人生を共に歩んで行く事はできません。

万一、パートナーに浮気されても、夫婦のよりを戻して幸せに暮す為にも、浮気探偵などの調査情報を上手く活用してみてはどうでしょうか。

浮気を認めさせたら防止策を実行しよう!

話合いから始めよう

パートナーの浮気は誰にとっても許せないもの、しかし冷静さを失って暴走しても何の解決にもなりません。

いくら相手が浮気しているからといって、一方的に責めたり怒ってもパートナーの浮気が止まるわけではないのは周知の通りです。

浮気探偵を使って調査してもらった結果、パートナーの浮気の証拠が出てきたら、まずは冷静な話合いをするところから始めてください。

話合いではパートナーに対して、

(1)浮気をしている事を知っている
(2)相手の素性も分かっている
(3)別れてほしいと思っている

と伝えます。

浮気防止策を実行しよう

浮気探偵を利用して決定的な証拠を掴んだら、パートナーと第三者を交えて冷静な話合いを行ないます。

話合いでは浮気をしているのは知っている事、現場写真などの証拠を持っている事、相手の名前や住所などの素性も分かっている事などをごく簡単に伝えます(詳しい事を説明する必要はありません)。

パートナーが浮気を認めたら、言葉だけでなく行動で示してもらう事が重要です。

第一に、その場で浮気相手に電話し「もう別れる」「今後は付き合わない」と宣言してもらいます。

次に自分自身もその電話で浮気相手と話し、「今後はパートナーに連絡しないでください」と釘を指して約束をさせます。

第二に、パートナーに対して「二度と浮気はしない」という誓約書を書いてもらいます。

内容としては、今回の浮気を認める、浮気をした事について謝罪する、今後は浮気をしない、万一浮気をした場合は謝罪して慰謝料を支払うなどが挙げられます。

このようにしたからといって必ず浮気しないとは限りませんが、一つの歯止めとして、また浮気防止策として実行してみてください。

話合いのポイント

話合いをするうえで大切なポイントは、浮気探偵に調査してもらったという事実や調査で掴んだ詳しい情報の内容などをすべてパートナーに言う必要はないという点です。

浮気探偵を使うのは有効な調査方法ですが、パートナーから「調べた」と言われて気分がいい人はいないでしょう。

それがキッカケで「そんなに信用できないの」と逆切れされる事もありますので、浮気探偵を使ったという事は伏せておくようにしてください。

次に、浮気探偵によって知り得た情報は全部話すのではなく、ごく一部を匂わせるようにするという事です。

一部を小出しにしてパートナーに伝える事で、「あれ、本当はもっと知っているのかも」と感じさせるテクニックを使えます。

このようなテクニックを用いると、パートナーは浮気をしてもバレる、浮気の証拠をたくさん握られていると警戒して浮気防止に効果があるのです。

浮気の決定的証拠が有るのと無いのでは大違い!

別れるにしろ、浮気を反省してもらうにしろ、浮気の決定的な証拠は、絶対に必要です。
浮気の証拠があるのと無いのとでは、どの道を選んでもあなたにとって良い結果になる事はありません。

浮気の証拠が有るのと無い場合の違いって?

浮気の証拠の有無で、何が違うか考えてください。
まず、浮気の証拠が無い場合から説明しましょう。

浮気の証拠が無いのに、夫の浮気を疑うのは、たぶん「女の勘」ってところでしょうか?
それも間違いではありません。

なぜなら、長年連れ添った相手ですから、嘘をつくときのクセ、態度、些細な変化は、すぐに分かります。

わたしも20年連れ添ったパートナーがいるので、それはよく理解できます。
でもその「女の勘」は、この場合役に立ちません。

例えば、夫に浮気を反省しもらい、浮気を辞めてもらう場合で考えてください。
「あんた浮気しているでしょ!今すぐ辞めて!」と、あなたが問い詰めたら、きっと夫は、「何を証拠に!」と反論するはず。

「女の勘で分かるのよ!」と、言ったところで、「知るかそんなの!証拠をもってこい!」とか、いわゆる水掛け論。

その間に、夫は、浮気を反省するどころか、浮気の証拠をすべて消去して、再び浮気へと身を投じるでしょう。

これでは、夫の浮気は繰り返されます。
次に離婚を決断する場合で考えてみましょう。

離婚とは、夫婦契約を解消するための正式な手続き。
互いの意思が一致したら、離婚は成立します。

しかし、浮気が原因で離婚するのですから、当然慰謝料は請求したいですよね。
離婚後の生活のこともありますし、あなたにとって有利な離婚でなければ、意味がありません。

それには、法律を納得させるだけの「決定的な証拠」が必要です。
法律を前に「女の勘」では、当然ダメ。

証拠が無いのに、「浮気で精神的ダメージを受けました」なんて言い分はもってのほか。
そしてこの離婚はあなたにとって何一つメリットの無いものとなってしまうのがオチです。

その後、浮気相手と夫が何食わぬ顔で再婚しちゃったりしたら、それこそ悔しい思いをするのは、あなたですよ。

浮気の証拠とは、以上のように、別れるにしろ、浮気を反省してもらうにしろ有るのと無いのとでは大違いなので、よく覚えて置くようにしましょう。

何が浮気の証拠になるの?どんなものが必要?

では、浮気の証拠となるのは、一体どんなものか、それを入手する方法は?について説明します。

・写真、動画

決定的な浮気の証拠は、浮気相手と夫が親密な関係であると明らかに分かる「写真」や「動画」です。
最近では、スマホやタブレットなどでも気軽に写真を残すこともありますが、

・解像度が低く、顔が認識できない
・二人の親密関係がよく分からない

という場合は無効になる可能性もあります。
また、夫と浮気相手のツーショット写真だけでも浮気の決定的証拠とは認められにくいのが現実。

浮気の決定的な証拠となるのは

・ラブホテルに二人で入りする写真(1回では弱い、3、4回必要)
・キス、性行為に及んでいる写真(二人の顔がはっきりと分かるもの)
・女性が下着姿で夫と写っている写真(いかがわしい関係性だと証明できる)

等です。
その際、日付、時間、場所はしっかりメモしておきましょう。

周囲の様子が分かるものも一緒に写すとより効果的です。

・録音テープ

二人の会話が記録された録音テープなども、浮気の証拠として認められます。
ただ、浮気相手と夫の会話を録音するのは、素人では凄く難しいので、なかなか決定的な証拠として抑えることは難しいでしょう。

その場合は、興信所等に依頼することをおススメします。
録音テープについては、あらかじめ夫に気づかれないよう設置する必要があるので、プロのアドバイスを受けてから実行するといいでしょう。

・携帯電話やPCのメールのやり取り

浮気相手との唯一の連絡手段が携帯電話または、PCです。
中でもメールのやり取りは、そのまま残されている可能性も高いので、携帯電話を証拠として抑えるのも一つの方法です。

メール以外には、ライン、SNSなどでもやり取りから親密な関係を疑わせる内容が見つかるはずです。
ただ、これらの証拠からは、肉体関係があった、と証明することは難しいため、裁判で、それが不貞行為として認められるかは、微妙なところです。

ですが、夫に浮気を認めさせ、反省させるには、十分すぎる証拠になるので、内容をプリントアウトするなり、書面で抑えるようにしましょう。

・その他の証拠

そのほかにもホテルやレストラン、クレジットカードの領収書、明細や、夫の行動を細かくチェックした妻の記録、日記、浮気相手からの贈り物、手紙、メモ、なども浮気の証拠となります。

さらに、探偵事務所、興信所、友人など第三者の証言なども浮気の決定的な証拠となりますので、ひとりで悩まずだれかに協力してもらうことも必要です。

浮気の証拠は、あなたを守る大事なものとなります。
集めた証拠を今後どのように活用するかは、あなた次第です。

あなたの人生を大きく作用する大切な証拠は、大事に保管しておいてください。

配偶者(夫・妻)の浮気の証拠!賢い5つの使い方

1.配偶者への離婚・慰謝料請求

パートナーの浮気が原因で離婚を希望している場合、スムーズな離婚成立や慰謝料請求には「具体的な浮気の証拠」があると有利になります。

具体的な証拠とは、配偶者が浮気をしている=不倫(不貞行為)をしているという事で、浮気相手と性的な関係がある事を示す証拠を意味します。

一例を挙げると、ホテルに浮気相手と30分以上滞在したといったケースで、ホテルへの出入り写真または映像などがそれに当たります。

2.不倫相手への慰謝料請求

配偶者が異性と不貞行為(浮気・不倫)をしたら、本人だけでなく不倫相手にも慰謝料を請求する事ができます。

この場合の慰謝料は「婚姻侵害」といい、不倫相手のせいで夫婦生活が破綻した事による損害賠償を求めるものです。

慰謝料の相場は浮気の経緯(既婚者と知っていたか、どちらが積極的だったか、相手の支払能力はどうか等々)によっても異なりますが、浮気探偵の調査による確固たる証拠があれば請求がスムーズに進めやすくなります。

3.子供の親権・監督権の獲得

子供がいる場合の離婚では親権(親が未成年の子供に対して有する権利)や監督権(子供の成長を監督する権利)を父母のどちらかが取得するかでトラブルになるケースが多く見られます。

親権や監督権は少し分かり難い言葉かもしれませんが、子供を養育したり財産を保護したりする権利を指しています。

一般的には子供と同居して養育する事を意味し、父母のどちらが子供を引き取るかという事になるでしょう。

こうした親権・監督権を取得する意味でも、離婚に際して配偶者が浮気をしたという確たる証拠があると有利な立場を獲得できます。

4.財産分与の有利な話合い

夫婦が離婚する場合、結婚後に二人で築いた財産を分与する事になります。

これはいわゆる財産分けで一般的には50%ずつ分けるとなるわけですが、離婚後の生活を考えると少しでも有利にと考えるのは当然の事でしょう。

離婚の財産分与を有利に進める為にも、配偶者の浮気の証拠はしっかり掴んでおきたいものです。

5.婚姻費用の分担請求

婚姻費用とは衣食住など夫婦(子供含む)が共同生活をするために必要な費用をいいます。

簡単にいえば生活費や養育費といった意味ですが、配偶者の浮気が原因で夫婦別居している場合でも戸籍上の夫婦であれば婚姻費用は分担しなければなりません。

どうせ別れるからと夫が妻に生活費を渡さないといった問題が発生すれば、妻は夫に対して生活費を要求する事ができます。

配偶者の浮気の確たる証拠があれば、こうした婚姻費用の分担請求もよりスムーズにできます。

離婚したくないけど浮気調査しても大丈夫?

離婚したくないけど浮気調査しても大丈夫か
「夫(妻)と離婚はしたくないけど、本当に浮気しているのかどうかは知りたい」と考えている人は意外に多いようです。

離婚をする気がないのに浮気調査をするのは「真実」を知る為で、夫(妻)と別れるつもりはないという場合でも調査する事に何ら問題はありません。

なぜなら、浮気調査のプロに調査依頼すれば、夫(妻)に調査した事がバレる心配はまったくないからです。

調査結果がシロと出ようとクロと出ようと、離婚する・しないは自分で決めればいい事で、夫(妻)や周囲に知られる心配はないのですから問題はないという結論になります。

浮気調査=離婚ではない

よく浮気調査するというと離婚前提というイメージがあります。

確かにプロに浮気調査してもらって証拠を押さえ、離婚調停や裁判で自分が有利な立場に立つというケースは多いものです。

しかし、一方では「夫(妻)が浮気しているのか、いないのか」と悩む事に疲れ、「とにかく真実を知りたい」と調査を依頼する人も少なくありません。

人間にとって何より辛いのは「どっちつかず」の状態だといいます。

しっかりした調査を経て浮気の事実があるか否かが分かれば、その辛い状態から抜け出して現実に直面する事が可能です。

たとえ、夫(妻)が浮気をしているという調査結果が出たとしても、浮気相手と別れてもらう方策を講じたり子供が大きくなるまでは耐えるという人もいます。

大切なのは真実を知る事で、浮気調査したからといって離婚する必要はないのです。

離婚しない為の浮気調査

実は浮気調査には「離婚しない為の手段」という一面もあります。

仮に夫(妻)が浮気をしていたと仮定しましょう。

その場合、夫(妻)が浮気相手と結婚する為に、「離婚したい」と申し出て来たらどうなるのでしょうか。

浮気中の夫(妻)が離婚を申し出て来ても、法律では「有責配偶者からの離婚請求は認められない」という定めがあります。

有責配偶者とは結婚生活が破綻する責任がある側という意味で、この場合は浮気をしている夫(妻)という事になります。

つまり、浮気している夫(妻)が離婚を申し出ても認められないというわけです。

ここでポイントとなるのは「夫(妻)が浮気をしている証拠を握っている」という点です。

確固たる浮気の証拠を押さえておけば、相手が離婚したいと言っても法律的には認められないという結果になり離婚しなくて済みます。

実際、そうした目的で浮気調査をする人もいるくらいなので、離婚したくないから浮気調査をしないと考える必要はないのです。

浮気調査で離婚調停が有利になる?!

浮気調査で離婚調停が有利になるのか

調停委員の心証が有利に

離婚調停は家庭裁判所で行なわれるものですが裁判ではありません。

しかし、話合いを進めていくうえでは同席する調停委員に良い印象を与えるのは重要な事です。

調停委員は話合いを進める調停役であり、慰謝料や子供の親権に関する調停案を考える立場でもあります。

離婚調停をより有利に進めようとするなら、調停委員の心証を良くするに越した事はないのです。

夫婦の離婚問題では一方が浮気(不倫・不貞)をしているという証拠があれば調停委員の心証も好意的もしくは同情的になって自分側に有利に働きます。

その意味でも浮気調査でハッキリした証拠を掴んでおき、調停の場で提示できれば有利に働く事はいうまでもない事なのです。

離婚調停がまとまりやすい

調停はあくまで話合いですから、話がまとまらなければ解決は長引いてしまいます。

少しでも早く離婚を成立させたいと思っても、慰謝料を多く取りたい、子供の親権も獲得したいとなるとお互いの利害がぶつかって調停が長引いてしまうのはよくある事です。

離婚条件に関して妥協はしたくないと思うなら別ですが、できるだけ早期に離婚成立させて新生活のスタートを切りたいという場合は調停成立がまとまるに越したことはありません。

そこで配偶者の不倫の証拠を提示できれば調停も速やかに成立し、離婚までのカウントダウンも早く進むというわけです。

浮気調査は事前にしっかり行なっておき、確固たる証拠を押さえたら調停に持ち込むというのが最も効率的な方法といえるでしょう。

離婚調停とは?

離婚調停は正式には「夫婦関係調整調停」といいます。

調停とは争いをしている者同士の間に入って、双方の言い分を聞いた上で解決に導く事をいい、ここでは夫婦関係のトラブルを解消する事を目的とした調整を意味しています。

実際には離婚調停という俗称からも分かるように、夫婦の離婚に関した話合いを解決に導く為の調停といった意味合いがあるものです。

離婚調停を行なうには夫(または妻)が家庭裁判所に申立手続きをすると、家裁側からの呼び出しが来て裁判官1名+調停委員2名と当事者との話合いが行なわれます。

調停当日は夫婦が顔を合わせなくて済むシステムになっており、心置きなく自分の主張を伝える事ができるので心配はいりません。

調停は問題が解決するまで数回程度行なわれ、夫婦の同意と調停委員が離婚を認めれば調停が成立して10日以内に離婚届けを提出する事になります。

ちなみに調停が成立しなければ離婚裁判という流れになります。

浮気調査の証拠次第では慰謝料が有利になる!?

浮気調査の証拠次第では慰謝料が有利になるか

不倫と慰謝料の関係

配偶者が浮気(不倫・不貞)をしていた場合、離婚に際して慰謝料を請求する事ができます。

慰謝料は精神的な苦痛に対する賠償金といった性格のもので、夫(妻)の浮気で苦痛を受けたり、その結果離婚に至った事で苦痛を受けた事から請求できるものです。

民法という法律では浮気は「配偶者としての貞操義務の不履行」という事になります。

これを簡単な言葉に直すと、夫(妻)は配偶者意外と性的行為をしないという義務があるが、それに反した行為(不倫)をしたという意味になるわけです。

したがって「貞操義務の不履行」をした側には落ち度があるわけですから、浮気をされた側は慰謝料を請求する権利があると考える事ができます。

この場合の浮気や不倫は配偶者以外との性的行為(エッチ)を指しますので、プラトニックな関係であれば不貞とは見なされません。

浮気と離婚で慰謝料発生

浮気による慰謝料で重要なポイントとなるのが「不倫相手と性的行為をした」という部分です。

そのような行為をしたか、しないかを自分の目で確認するのは難しいので、それ以外に何らかの証拠を入手する必要があります。

不倫の証拠で代表的なのが「ラブホテルに入る現場写真」で、少なくとも2回以上の写真が必要といわれています。

ほかにも「ラブホの領収書」や「浮気相手との性的関係が分かるメール」、「浮気を認めた発言が録音されたテープ」なども証拠になりますが、やはり決定的なのは浮気の現場写真でしょう。

ただし、素人が浮気の現場写真を複数回撮影するのは難しいので、浮気調査のプロに依頼するのが効率的といえます。

浮気調査のプロなら調査ノウハウや夜間撮影も可能な機材を持っていますので、多少困難なシチュエーションでもしっかりした証拠写真の撮影ができるので合理的です。

慰謝料の相場と請求方法

よくテレビ番組や雑誌では「芸能人の離婚慰謝料が○千万円」などと話題になりますが、一般家庭の離婚ではそれほど大きな金額は期待できません。

離婚慰謝料は請求された側の収入や職業、夫婦の結婚期間・年齢・再婚の可能性、離婚原因などによって決まり、その相場は100~500万円程度が相場とされています。

この金額をより大きくする為には、夫(妻)の浮気によって激しい精神的な苦痛を受けたという事を強調する必要がありますが、その際、確たる証拠として浮気調査による写真や報告書を提出すると有利に進める事ができます。

離婚に当たって配偶者への慰謝料請求を考えているなら、まずは浮気(不倫・不貞)の証拠を握っておく事が肝心といえるでしょう。

浮気の証拠で夫(妻)の浮気相手に慰謝料請求

浮気の証拠で夫(妻)の浮気相手に慰謝料請求

浮気相手に慰謝料請求

「慰謝料を請求する」というと、離婚時に精神的苦痛に対して賠償金を要求するというのが一般的です。

夫(妻)が浮気をして不倫が原因で離婚する場合は配偶者に対して慰謝料を請求できますが、さらに浮気相手に対しても慰謝料の請求ができます。

これは相手が配偶者であれ不倫相手であれ、浮気によって精神的な苦痛を受けたのなら同じように慰謝料を要求できるという考え方です。

ただし、浮気相手への慰謝料請求にはいくつかの条件があります。

慰謝料請求の条件

(1) 浮気相手が夫(妻)を既婚者だと知っていた
浮気相手が「既婚者だとは知らなかった、騙された」などと主張する可能性があります。

(2) 浮気相手と夫(妻)が性的関係を持っていた
性的関係とは肉体関係(エッチ)があったという意味ですが、継続性がないと慰謝料請求できない為、少なくとも2回以上関係がある本人が認めるか証拠が必要です。

(3) 浮気をした時点では婚姻関係が破綻していなかった
不倫が行なわれた時点で夫婦の婚姻生活が破綻していると慰謝料請求はできません。

(4) 浮気相手が不倫を認めた、または不倫の証拠がある
調停や裁判になった場合は浮気相手が不倫を認めるか、または確固たる不倫の証拠が必要になります。

(5) 不倫の時効期間を過ぎていない
不倫を知ってから3年、または不倫行為から20年を経過すると時効が成立します。

以上が浮気相手に慰謝料請求できる条件です。

慰謝料請求には意外にたくさんの条件があり、すべてをクリアできているか心配だと感じた方もいるかもしれません。

かりに一つでも条件に反していた場合、慰謝料請求は難しくなる可能性があります。

条件をきっちりクリアする為には、プロによる浮気調査でしっかりした証拠を掴んでおく事が重要です。

浮気相手への慰謝料の相場は?

夫(妻)の浮気相手に慰謝料の請求をするとなると、「いったいいくらが相場なのか」と気になる人もいるでしょう。

慰謝料の金額はケース・バイ・ケースですが、一般的な収入の人であれば100~500万円が標準的な金額といわれています。

よく芸能ニュースなどで取り上げられるような数千万円~数億円といった慰謝料は特別なもので、一般の人なら数百万円が相場と考えてください。

ただし、これは離婚調停や裁判で提示される相場で、夫婦での話合いによる示談では特に決まりはありません。

ただし慰謝料の金額で揉めると離婚が長引いたり、財産分与や子供の親権などにも影響が出る場合もあるのでよく考えて対応してください。

浮気が理由で離婚!浮気の証拠で子供の親権が有利になる!?

浮気の証拠で子供の親権が有利になるのか

浮気と子供の親権の関係

「子供の事を考えると離婚は避けたい…」

「でも、もう離婚するしか道はない…」

「だったら親権だけは自分が獲得したい…」

このような事情を抱える人は世の中にたくさんいます。

離婚は避けられなくても子供の親権だけは自分にと考えた場合、配偶者の浮気調査で不倫の証拠が出れば有利に働くのでしょうか。

まず結論からいうと、子供の親権に関しては圧倒的に母親側が有利です。

もし、あなたが母親で夫が不倫をしていたという証拠があれば子供の親権獲得にかなり有利になるでしょう。

一方、あなたが父親なら離婚に際して子供の親権獲得は困難になる可能性が高くなります。

もし、妻が浮気をしているなら、浮気調査でしっかりした証拠を押さえておく必要が出てくるでしょう。

その証拠があっても親権獲得は困難度が高いので、法廷で争う覚悟が必要になるかもしれません。

親権獲得の条件とは?

離婚時に子供の親権を獲得するには次のような条件があります。

・子供の意志…本人がどちらの親を選ぶか
・親の健康状態…子育てに必要な健康状態は良好か
・親の経済状況…子育てに必要な経済力があるか
・時間の余裕…育児や教育に使える時間はどのくらいか
・親の生活環境…子育てをサポートする人がいるか

この条件からも分かるように、子供の親権獲得には「今後どのように子育てをしていくのか」がポイントとなります。

逆に結婚時の生活態度や離婚原因などは問題になりにくいので、配偶者の不倫が理由で離婚しても親権獲得にはあまり関係がありません。

では、夫(妻)の不倫で悩まされて離婚したのに、子供の親権まで奪われる事態になるのかというと必ずしもそうとは限らないのです。

浮気調査で有利にする方法

離婚時に夫婦の話合いだけで子供の親権を獲得できれば問題はありません。

しかし、お互いの主張が食い違えば離婚調停や裁判にまで発展します。

もし調停や裁判になった場合は「調停委員や裁判官がどう判断するか?」が重要なポイントになります。

逆にいえば、調停委員や裁判官に対して「こちらの親に親権を与えるべき」という印象を持ってもらえれば子供の親権は獲得できるわけです。

その材料として配偶者の不倫(不貞)の証拠を上手く使う必要があります。

たとえば父親・母親に関係なく、結婚生活で育児放棄をしていれば親権獲得に不利になります。

配偶者が浮気相手に夢中になって育児を放棄していたという証拠があれば、子供の親権獲得は自分側に有利に運んでいくでしょう。

いずれにしても子供の親権を獲得したいなら、まず浮気調査でしっかりした不倫の証拠を押さえておく事が重要です。


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