長年連れそった夫に「浮気」という形で裏切られたら、どうしますか?
夫が仕事で大変なときも、夫のご両親が病気になったときも、そばでずっと支えてきたのに・・・。
その全ての苦労も一瞬にして無駄にしてしまう夫の浮気。
浮気発覚直後は、頭が混乱して、何も考えられないかもしれません。
でも夫に裏切られた妻に残された選択肢は2つ。
「離婚」、もしくは「存続」。
まずは、その2つから、自分の行く道を選択し、それからどうすべきか考えましょう。
「離婚」を選択した場合
夫に浮気された妻が離婚を選択するケースは、全体のおよそ2割から3割程度。
これは、妻に浮気された夫の離婚率8割と比較してもかなり低い数字です。
このデータは、厚生労働省が発表する「離婚に関する統計」など正式なものではないので、あくまでも参考程度にしてくださいね。
ただ、その数字の意味することは、浮気発覚後、「離婚を選択するメリットがない」と、感じる妻が多いと言う事ではないでしょうか。
特に、専業主婦の場合、離婚となると大変です。
途端に収入源を失うのですから、離婚後の生活は、想像を絶する過酷なものになることは間違いないでしょう。
その一方で、浮気で、妻を裏切った夫は、浮気相手と新しい生活をスタートさせるか、もしくは、「妻と離婚できて、せいせいした」と、羽を伸ばしているかもしれませんね。
そんなの悔しくないですか?
どんな苦労にも耐え、夫を懸命に支えてきた妻を簡単に裏切ったのは夫なのに、なぜ、自分が不幸になるのか、と腹が立ちますよね。
そこで、離婚を選択する場合は、離婚が自分にとって、メリットになるようしなければいけません。
そのためには、離婚後の安定した生活は必要不可欠。
そして、それを可能にするのがお金、そう!浮気の代償をしっかりいただくことです。
そのためには、夫の浮気が発覚しても、感情的行動は、NGです。
なぜなら、浮気の代償を得るには、明確な証拠が必要となるからです。
もし、あなたが感情的に夫を怒鳴ったり、泣いたりしたらどうなると思いますか?
夫は、「浮気はしていない」「誤解だ」とか言い訳を盾に、浮気の証拠を隠すかもしれませんよ。
浮気の証拠がなければ、浮気の代償を十分に得ることは難しくなります。
なので、ここは一つ冷静に行動するようにしましょう。
まず、あなたがやるべきことは、夫の浮気を責めるのではなく、「夫を泳がす」事です。
少々辛いかもしれませんが、浮気の確実な証拠をつかむまでは、夫にそのまま浮気してもらうのがベストです。
その間に、メールでのやりとり、電話の送受信記録、浮気相手との密会の現場写真などを抑えておきましょう。
自分ひとりの力に限界を感じたら、調査会社や探偵事務所に依頼するのも一つの方法です。
調査経験が豊富で、これまでに数多くの離婚問題に直面してきたプロですから、さまざまな相談にも対応してくれるはずです。
長年連れ添い、信頼してきた夫に裏切られたのですから、はした金で満足してはいけません。
また、もう一度人生をやり直せるだけの十分なお金があれば、40代、50代という年齢でも、いい人を見つけることはできるはずですよ。
苦労をともにしてきた夫に裏切られた瞬間は、驚きと混乱、ショックで、自分を見失いそうになるかもしれませんが、「離婚」を選択するなら、自分にメリットになるような離婚になるよう、もう少しがんばってくださいね。
「存続」を選択した場合
浮気されても、夫婦の存続を選ぶ女性は、すごく多いですよね。
わたしも、きっと存続を選びます。
・たった1回の浮気だけで大切な夫を失いたくない、という気持ち
・十年、二十年という長い年月をムダにしたくない、という気持ち
・離婚しても、自分ひとりで生きていくことができない、という不安
この3つが理由です。
一度や二度の浮気くらい、グッと我慢する女性が多いのも納得ですよね。
しかし、夫婦の「存続」を選択するには、いくつかの覚悟が必要です。
その覚悟がなければ、妻を裏切った最低な夫と、一つ屋根の下で生活することは、絶対にありえません。
そして、その覚悟は、離婚を選択するよりもはるかに大きな体力、気力、精神力を要求されると、私は思います。
それでも「存続」を選択するなら、浮気発覚後、次のステップで行動してください。
ステップ1は、「気持ちの整理」です。
長年連れそった妻を浮気で裏切った夫に対する怒りは、はかりしれません。
ただ、その気持ちは、「夫婦存続」を選択したその瞬間に封印しましょう。
二度と浮気のことを口にしてはいけません。
とはいえ、やっぱり辛いですよね。
そこで、もっと楽に気持ちの整理をつける方法を紹介します。
一つは、夫と1回だけ、離婚について話し合いを持つこと。
絶対に話しをこじらせたり、ダラダラと何日も話し合いを続けたり、感情的になったりしてはいけません。
そのとき、誓約書の作成と、「二回目の浮気で「離婚」します」とはっきり断言しておきましょう。
これは、ちょっとした脅しです。
夫の浮気抑止剤になれば、それだけで十分です。
その後は、二度と浮気については口にしてはいけません。
ステップ2は、「変化」です。
裏切った夫と、また以前のような関係を続けるのは、きっとすごく難しいことです。
でも、「存続」を選んだなら、あなた自身の変化が必要です。
なぜ夫は自分を裏切ったのか、浮気の原因を追究し、二度と同じことが繰り返されないようどうしたらいいのか、よく考えてください。
浮気の原因は、夫だけにあるとは限りません。
料理が不味かったから、別の女性にフラッと心が動いたのかもしれませんし、セックスレスで、欲求不満になっていたのかもしれませんよね。
また、仕事のストレスが爆発して羽目を外しただけなのかもしれません。
でもこれは全て、妻の対応次第で事前に対処できたはず。
二度と裏切られないための変化は、夫婦の再出発には必要不可欠です。
ステップ3は、「諦め」です。
もしも、気持ちの整理もつかず、変化をする努力もできないなら、「諦め」もときに必要です。
夫に裏切られても離婚という選択肢はない、でも存続する覚悟もできないなら、とりあえず、夫婦でいることを諦めてください。
ただの「同居人」と思えば、辛い現実に向き合うこともないですし、これまでと変わりのない毎日を過ごせます。
その中で、時間をかけて「夫婦」というものを見つめなおしてみてはどうでしょうか。
裏切られた瞬間は、頭に血が上って、何事も冷静に考えることはできないはず。
でも、「諦め」という形で、一度肩の力を抜き、色々と考える時間ができれば、また違う結論を見出せるかもしれませんし、変わった形の夫婦関係を築き、第二の結婚生活を楽しめる可能性もあります。
夫に裏切られた妻が選べる道は2つ、「離婚」か「存続」。
どっちが天国で、どっちが地獄とは限りません。
選択した道で、「どのように行動するか」が、今後の人生のカギとなります。
あなたにとって、もっともベストな道を選択し、行動できるよう参考にしてくださいね。
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