浮気や不倫を防ぐためには、パートナーの行動をチェックして少しでも早く嘘を見破るという方法が効果的です。
ここでは心理学的な観点から嘘をついている人の特徴と見破る方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
目が泳ぐ、凝視する、視線が定まらない
嘘の見破り方で最も分かりやすいのが、目の動きに注目する方法です。
目線が右や左に動く方向によって心の働きが分かるといわれていますが、もっとシンプルに見破れる方法もあります。
例えば突然の質問に目が泳ぐ、目の動きが小刻みになる時は、嘘をついている可能性が高いのです。
このような目線の動きは、明らかに核心に迫るような質問をされた事に対する心の動揺を表わしており、何をどう答えたらいいのかと頭が真っ白になっている状態です。
質問者の目を必要以上に凝視する、不自然なアイコンタクトを取るといった動きも嘘をついている可能性があります。
これは目の動きで嘘がバレるという情報を知っている人が、自分の嘘を悟られまいと必死に冷静さを装っていると考えられます。
人間は自分の心の動きを必死で隠そうとすると、逆に目に強い圧力がかかって目が充血してきたり威圧感が出てしまう事があります。
そのため、無意識の深層心理が非常に良く現れるのです。
昔のことわざで「目は口ほどに物を言う」というのは、人間の深層心理を表現した言葉です。
鼻が赤くなる、手で鼻を触る
嘘をつくと鼻が伸びてしまう「ピノキオ」という童話をご存知でしょうか?
鼻と嘘の関係は単なる子供向けに作られた童話に留まらず、実際に証明されている事なのです。
もちろんピノキオのように鼻が伸びるわけではなく、人間が嘘をついた場合には鼻や口とその周辺の温度が上昇します。
嘘をついた人は温度の上昇に伴って鼻が赤くなったり、皮膚の違和感を覚えるために手で鼻を触るなどの行動が見られる事があります。
このような現象は脳の報酬系をつかさどる「島皮質(とうひしつ)」という領域の働きが関係している事が近年の研究で明らかにされています。
浮気や不倫をしていそうな疑いのある男性や女性に、さり気なく異性関係について突っ込んだ質問をしてみてください。
小鼻が急に赤くなったり、鼻を指で触れるようなしぐさを見せたら、浮気や不倫などに関して何か嘘をついている証拠かもしれません。
逆切れする、突然声を荒げる
自分の嘘がばれないように力で相手の意見を制圧しようとするのが、「逆切れする、突然声を荒げる」などの方法です。
体育会系の男性や亭主関白の男性、気性の荒い男性などによく見られるパターンですが、女性でもこの方法で嘘をごまかそうとするタイプの人もいます。
力で相手の意見を抑えるのは、とっさに上手く嘘をごまかす言い訳が見つけられずにパニックを起こす事が原因です。
女性の場合は逆切れしてヒステリックに叫んだり、いきなり怒鳴り始めて相手の言葉を封じようとするというパターンが見られる事もあります。
いずれにしても冷静な話し合いは難しいタイプですので、嘘をついて何かをごまかそうとしていると解釈してもいいでしょう。